雇われない生き方を目指す社畜サラリーマンの日記

今は、会社の社畜として働いているサラリーマンですが、雇われない生き方を目指しています。勉強したことや、考えたことを書いていきます。  

【本】「減速して自由に生きる」を読んで、ダウンシフトという生き方に出会いました。

少し前にこちらの本を読みました。

 

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)
 

 

この本では、「ダウンシフト」という考え方を提案しています。

 

 

「ダウンシフト」とは、経済成長至上主義から降りることで

人間が本来有している幸せと安心の価値に戻り、足るを知る営みになり、

分かち合うことで充足を得る、懐かしいようで斬新な具体的手段です。 

 

 

こういう考え方は斬新でした。

 

そこそこ大きい会社でサラリーマンをやっていると

「右肩上がりの成長が必須。拡大しないビジネスは存在意義がない。」

という考え方に洗脳されてしまいます。

 

この考え方に納得して、成果を出して、バリバリ働ける

戦闘民族サイヤ人タイプの人はいいですが、

僕のような農耕民族ノンサイヤ人タイプの人間には合わない考え方です。

 

この本に書かれている「ダウンシフト」という新しい考え方に出会って、

自分の人生、どうすればダウンシフトが実現できるのか?を考えています。

 

働き方については、会社には雇われない生き方を模索しようと思います。

 

組織に属すると、組織のルールに縛られ、自分の意思とは関係なく

与えられた仕事をひたすらこなすことが求められる。

しかも、問答無用で自分の時間を切り売りしないといけない。

 

残念ながら、この生活では幸せになれない。。。

 

この本では、「豊かさ」ということについて、筆者の考えが書かれています。

 

 

私の考える豊かさと楽しさの秘訣は、手間隙かかることを手放さないことです。

「お金をかける」のではなく「時間をかける」。

もしくは「お金をかける」のではなく「手間隙かける」

また、「買う人」から「作る人」へとシフトしてゆくことも大きな喜びです。 

 

夜遅くまで仕事して、ストレスを溜めて、お金を稼いで。

ストレスを発散するために、お金を使って。

必要なお金を稼ぐために、また仕事して、ストレス貯めて。。。

 

この繰り返しの生活には疲れました。

でも、これって人間として普通の感情だと思う。

 

ただ、「それでも我慢して続ける」のか「だから辞める」のかは

人によって考え方が違うのは当然だし、どちらが良いとか悪いとかではない。

 

これは選択の問題であると思う。

 

「すべてを知った上で、自分の進むべき道を決める」と

ガリレオシリーズの湯川教授が言ってました。

 

まずは情報を集めよう。

どちらの生き方についてもメリット・デメリットは当然ある。

 

というわけで、ダウンシフトに移ることができるので

これからたくさん施策を考えていこう。